
たるみとSMAS筋膜から考える美肌習慣
40代を過ぎた頃から、「なんだか顔の下半分が長くなってきた気がする…」と感じる方が増えてきます。
若い頃はフェイスラインがキュッと上がっていたのに、最近は顔が間延びしたような印象になってきたのなら、それは「加齢によるたるみ」が大きな原因です。
なぜ顔が長く見えるのか?
年齢とともに肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚や筋肉を支える力が弱くなってきます。
さらに、顔の土台ともいえる「SMAS筋膜(スマスきんまく)」の衰えが進行すると、皮膚や脂肪を支えきれず、頬や口元、フェイスラインが下垂していきます。
SMAS筋膜とは、表情筋と皮下組織(皮下脂肪)の間にある筋膜のことです。
頬骨やこめかみあたりからフェイスライン、つまり顔の下半分に多く、このSMAS筋膜がたるむと、顔がずるっと下がってしまいます。
頬のたるみが進むと、口元がもたつき、顔の縦の長さが強調されるようになります。これが「顔の下半分が長くなった」と感じる正体です。
また、無表情で過ごす時間が長いことや、姿勢の悪さ、日常の噛みぐせなども、顔のたるみに拍車をかけます。
たるみを解消するにはどうすればいい?
たるみを根本からケアするには、「表面のスキンケア」だけでなく、「筋膜や筋肉の土台ケア」が大切です。
- SMAS筋膜を意識したケアを取り入れる
SMAS筋膜は皮膚の奥深くにあるため、表面的なマッサージだけでは届きません。
当サロンで取り扱っている「ノンエフスキンケアシリーズ」は、SMAS筋膜を強化させて肌ハリを保つのにおすすめです。
- 表情筋トレーニングで筋肉に刺激を
たとえば「あいうえお体操」や、「舌回し運動」などもおすすめです。
顔の筋肉、特に口まわりの筋肉をしっかり動かすことで、筋肉のハリがよみがえり、リフトアップ効果が期待できます。
- スキンケアで肌のハリをサポート
レチノールやペプチド、ビタミンC誘導体などのハリ感を高める成分を取り入れたスキンケアも、土台を整える手助けになります。保湿も忘れずに行いましょう。
- 姿勢を見直す
スマホを見ながらのうつむき姿勢は、フェイスラインに負担をかけます。首を長く保ち、背筋を伸ばすだけでも、顔の印象が変わります。
「加齢によるたるみ」が気になるあなたにおすすめのフェイシャルコース
SMAS筋膜を強化しつつ、頭・首・肩・背中・二の腕の筋膜リリースでコリをしっかりほぐし、1回の施術で見た目が一番変わるコースです。
EMSや針コスメなど、リフトアップに効果的かつ持続するものを盛り込んでいます。
今すぐリフトアップしたい方、たるみを引き締めたい方は、是非一度お試しください。

