シミが顔にできる意外な原因と強烈な紫外線への対策とは？

シミが顔にできる最大の原因は紫外線！その対策は？

5月からは紫外線が強くなるため、うっかり顔のUVケアを忘れていると急にシミができてきたり、今まで薄かったシミが濃くなってきたりします。
夏のような強い日差しではなくても紫外線量は増えているので要注意です。

外出時に日焼け止めを顔に塗るのはもちろん、紫外線は室内でも窓ガラスを通過して侵入してくるため、一日中室内で過ごす日でも毎朝必ず日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

顔のシミと言えば紫外線を浴びた時にできるものだと思われがちですが、実はそれだけではありません。私たちの日常生活の中にもシミができる原因がたくさんあります。

紫外線ほど強力なダメージはありませんが、顔にシミができる原因になることを長期間にわたり繰り返していると、お肌の中でジワジワとメラニン色素が発生し蓄積されて、いずれシミができてしまいます。

一般的にこれを肌老化と呼びますが、お肌が老化する原因となることを徹底的に排除すれば、老化は最小限で済みシミを防ぐことができます。

乾燥肌の人は顔にシミができやすいため、保湿ケアがとても大切です。

顔の乾燥肌を拡大して見ると、肌表面が乾燥した餅のようにひび割れを起こしていて、そこから紫外線が肌内部にダイレクトに侵入してくるためシミができやすくなります。

オイリー肌の人よりも乾燥肌の人の方がシミができやすいのはそのためです。暑い季節は汗でまぎれて保湿ケアを忘れがちなので気をつけましょう。

顔がオイリー肌の人は乾燥肌の人よりもシミができにくいですが、乾燥肌の人よりも肌全体がくすみやすい傾向にあります。
皮脂が酸化すると過酸化脂質となり、過酸化脂質が蓄積されるとメラニン色素が集中し、通常よりも濃い色のメラニン色素を作り出すからです。

このタイプのメラニン色素はターンオーバーによってなかなか排出されないため、慢性的なくすみ肌になりやすいです。

過酸化脂質とは皮脂と活性酸素が結び着くとできる物質なので、オイリー肌の人が顔のくすみを防ぐためには、過剰な皮脂を抑制することと、活性酸素の大量発生を抑えることが大切なポイントになります。

メイク汚れや皮脂汚れをしっかり落として毛穴を綺麗に保つこと。メイクを落とさずに寝たり、メイクしていない日に洗顔せずに寝るなどはもってのほかです。

揚げ物や洋菓子などの脂質が多いものを食べると、それだけ皮脂分泌量が多くなる傾向にあります。できるだけ和食や和菓子などを選ぶのがおすすめです。

化粧品はビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液がおすすめです。ビタミンC誘導体には過剰な皮脂分泌を抑制したり、皮脂の酸化を防ぐ作用があります。

ストレスは活性酸素を大量発生させ正常な細胞を傷つけるため、シミができやすくなります。また、ストレスが溜まると女性ホルモンのバランスを崩し、肝斑ができやすくなります。

あまりストレスが溜まらないようにケアしたりストレス解消することは大切ですが、自覚症状のないストレスでも肝斑ができたりするのでとても厄介です。

肝斑を消すためにはトラネキサム酸の内服が効果的です。皮膚科で処方してもらうか、薬局でも手に入ります。

化粧品はトラネキサム酸配合の美白化粧品がおすすめです。化粧品に配合されているトラネキサム酸には、肝斑特有の微炎症を抑える作用があります。

睡眠不足になると肌のターンオーバーが遅れ、シミが沈着しやすくなります。

ターンオーバーサイクルは加齢により遅くなっていくもので、一般的には10代で20日、20代で28日、30代で40日、40代で55日、50代で75日、60代で100日くらいだと言われています。
もちろん個人差があるので、できるだけ理想的な28日サイクルに近づけるとシミができにくくなります。

睡眠時間は7～8時間くらいがよいとされています。6時間以下になるとターンオーバーだけでなく、免疫力や細胞の修復力などにも悪い影響を与えてしまいます。

しっかり睡眠時間をとって、シミのない健康的な美肌を目指しましょう。

タバコは皮脂を大量に分泌させ酸化させるため、くすみ肌になったり毛穴ジミができやすくなります。

喫煙者はタバコを減らすか、できればやめるのがおすすめです。禁煙すると毛穴が小さくなり肌色が明るくなります。

エステでは毎日のクレンジングや洗顔では落としきれない汚れをスッキリ落とし、毛穴の中でのメラニン色素発生を防いでシミを予防します。
また、シミ予備軍が本格的なシミにならないように、高濃度の美白成分を導入します。

シミが気になりはじめた方には、当サロンの「シミ・くすみ・肝斑・美白・リフトフェイシャルコース」または「毛穴スッキリ・美白・リフトフェイシャルコース」がおすすめです。
美しく透明感のある美肌を手に入れてください。